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Track



Tomomasa Kusunose 7
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Tomomasa Kusunose 04
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keita Ishida 4
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Tomomasa Kusunose 06
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Tomomasa Kusunose 8a
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Tarumitonguato
「大きな存在を家に入れる」
「大きな存在を家に入れる」
民家とお祭りの関係を調べ歩いていると、予想もしない存在が民家に入って来ることを知る。野沢の民家の広間には人より大きい松明が入ってきて囲炉裏で火をつけて、外に出ていく。八瀬の民家の広間には女装をした男子2人と人の大きさほどの灯籠が入ってきて、男子が灯籠を被って外に出ていく。非日常的な存在のそれらは、日常時とは異なる世界を民家にもたらす。マンションの一室にそれと近い存在を入れたかった。その存在が銀の箱だ。銀の箱は階段で運べる大きさのユニットを組み合わせて家具職人が製作している。家具職人はこんなモノは製作したことがないと言いながらも、いつもの技術を使って大きな存在を製作してくれた。

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Tomomasa Kusunose 07
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Takeshi Matsuoka7
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Keuta Ishida7
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Tomomasa Kusunose 08
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「生活の仮設」
「生活の仮設」
この家で生活して一年近くになる。子どものふるまいと、冬を越すために、エアパッキンとジョイントマットを仮設的に設置した。窓に設置したエアパッキンによって冬の期間、外への眺望は失われたが、抽象的な美しい光が入る。ジョイントマットは優しい雰囲気を持ち込む。季節や時期によって、空間感はガラリと変わる。昔の民家もそうだったのではと、想像している。

Keita Ishida 8
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Tomomasa Kusunose 10
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Nagoya Expressway
「家の外と奥」
「家の外と奥」
広い場所が欲しい。それが家族の願いだった。東京と比べれば手に入れやすい価格の名古屋中心地の古いマンションに寝袋を持ち込み半年ほど一人で暮らし、考えていた。部屋の壁紙は所々剝がれており、洗濯機置き場には洗濯機もない。あるはずの物がない、剥がれた仕上げの奥、実際以上の広がりを感じた。普段の生活から外れた何かは、意識を遠くに連れ出す。また、間取りから45度振られて飛び出す出窓は、四角い部屋と別の世界とを繋ぐ孔のように感じた。室内から、広い世界へと斜めに意識が飛ぶ。
これらの感覚を手掛かりに、より広いそして遠くにあるような場所を目指した。内装はほとんどを撤去し、そのままを目指した。内装を剥がせば奥からは、コントロールできない何かが多く現れ、ストリートのような外の雰囲気を呼び込む。床のレベルは下がり、既存の窓は少し高い位置へ、視線は空の方に向かい、一般的な部屋の視線から外れる。これらはマンションの一室を、都市に浮遊した敷地としたいという衝動から行われた。
何もない敷地では生活できない。イメージされたのは、民家の納戸と社寺の厨子だ。家の最深部である納戸は生活の秘密を受け入れ、家に奥行きを与えてくれる。家具と建築の間の中間のような存在感の厨子は、室内を外のように反転させる。イメージを重ね合わせてデフォルメした結果が、手前の部屋の中心に配置した銀の箱である。部屋とは異なる世界を持ち込みたいという思いから45度振っている。中には寝室と書斎と収納が入り、四面を戸が囲む。戸が閉まれば、外装のアルミが環境を鈍く写す。その他、家に不可欠だと感じた玄関、水回り、台所が、銀の箱の周りを囲む。それぞれ複数のイメージの比喩と類推を手掛かりに独立感を持つように。
マンションの一室に、家の外の雰囲気と、家の奥の気配を、宿らすことができれば、実際以上に広く遠くにあるような場所が生まれるのではと妄想した。個人的な経験、衝動、思い、妄想からできたこの場所は足りないものも多いが、マンションの一室にはなかったものがある。足りないものは家族と補っていく。

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Existing Door

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Takeshi Matsuoka 20.5
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Isuzu River


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Takeshi Matsuoka 24
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